某一学生の雑記

日々考えてることを書きます。貧困問題や労働問題を一応中心に学んでいます。個人的には、メディアやジャーナリズムや教育に興味ありです。

就職活動は短くなったのか?


【2016年新卒 就活学生意識調査】選考期間の短期化が不安を煽り、幅広く手を打つ「リスク分散型就活」が主流に|株式会社アイデムのプレスリリース

 

このような記事がtwitterを眺めていると流れてきました。

 

2016卒から就職活動の流れが変わります。2015卒までは、12月説明会解禁・3月採用解禁だっがのが、2016卒からは、3月説明会解禁・8月採用解禁となります。

就職活動の期間が制度上は短くなりました。しかし、実際はそうなっていないのが現状です。

 

2016卒から、インターンシップを導入する企業が増えました。早い企業では、2014年の夏の段階から行っています。

インターシップは建前では、「採用と関係なし」としていますが、実情は1次選考免除やインターシップが選考会になっている企業があります。

 

2016卒ですでに、「内定を得た」という人がいることを耳にしますし、一部の企業がすでに2016卒の内定者を出していると言っています。

 

このような現状から、一見すると短くなった就職活動が実は長くなっている・以前と変わっていないのではないかと感じます。

 

このような状況に就活性が不安を感じるのは当然ですし、就職活動の期間を短くした(実際はそうでないが)ことの一つの目的である、「学業に専念するため」というのがいかにないがしろにされているかが分かります。

 

●就職活動本格化直前、就職活動に既にストレスを抱える学生83.7%
就職活動本格化直前に就職活動を始めてストレスを感じたことがあるか・感じると思うかという設問に対して、「ストレスを感じている(感じると思う)」が 37.9%、「若干、ストレスを感じている(感じていると思う)」が45.8%で、本格化前にも関わらず、既に83.7%もの学生がストレスを感じている 事が分かりました。【JOBRASS調べ】

 

この記事にある、正式に就職活動が始まる以前からストレスを感じている人が8割超えというのはそれを如実に表していると感じます。

 

結局のところ、就職活動の期間は伸びただけでまた、就活生の不安を増大させいると言えるでしょうし、学業どころではないでしょう。

 

まもなく、就職活動解禁ですがどうなっていくのでしょうか……